毒を食らわば皿まで

アダルトチルドレン(AC)・吃音症・社交不安障害(SAD)・依存症・うつ病の方、また、心を病むすべて方へ

うつ病闘病記まとめ(うつ病闘病記 第5回)

はじめに


うつ病闘病記第5回。
このたびは「うつ病闘病記まとめ」と題して、まず、これまで計4回わたり書いてきた私のうつ病闘病記を1つのエントリーにまとめた、次に、
私の闘病の良かった点・悪かった点を振り返りをしている。最後に編集後記を。

第1回:なぜ、私がうつ病になったのか?
第2回:うつ病になって私がまずしたこと、その効果は?
第3回:うつ病との闘い
第4回:うつ病から社会復帰へ向けて
第5回:うつ病闘病記まとめ←今、ココ

 

うつ病闘病記まとめ

 

第一回 なぜ、私がうつ病になったか?


うつ病になる前~うつ病を発病するまで
を書いている。

私がうつ病になった経緯を「生物―心理―社会モデル(bio-psycho-social model)」というフレームワークを用いて説明している。

nikochin.hatenablog.com

 

第二回 うつ病になってまず私がしたこと、その効果は?


うつ病になって間もないとき
のことを書いている。

「生物―心理―社会モデル(bio-psycho-social model)」に基づき、生物学的アプローチ(薬物療法)・心理学的アプローチ(心理療法)・社会学的アプローチ(環境調整)ごとに、「うつ病になって、私がまず何をしたか?」「その効果はどうだったか?」について書いている。

 

nikochin.hatenablog.com

 

第三回 うつ病との闘い


闘病中のことを書いた最も闘病記らしい回

うつ病により働くことができなくなり、二年間の療養生活を余儀なくされた経験を元に、「うつ病と闘うとは?」「どんな気持ちで闘病中すごしていたか?」「働かず療養に専念するとは?」について書いている。

nikochin.hatenablog.com

 

第四回 うつ病から社会復帰へ向けて

「もしかして治ったかも!?」から社会復帰を果たすまで、私がどのような取組みをしたかを書いている。

nikochin.hatenablog.com

 

私の闘病のどこが良くて、どこが悪かったか?

 

悪かった点

悪かった点は、お金の面
具体的には、休職し傷病手当を貰うという選択肢があったにも関わらず、退職してしまったことである。

傷病手当とは、病気休業中に本人や家族の生活を保障するもの。申請先は健康保険組合。業務外のケガや病気にも対応。給与日額平均の2/3が1年6ヵ月にわたり支給される。ちなみに業務上のケガや病気に関しては、労災保険の「休業補償」が適用される。

そうしてしまった理由は2つ。
1つは、いつも通り力を発揮できないなら去るべしというポリシーが私にはあり、それを損得よりも優先させてしまったため。
2つ目は、一刻も早く会社との関係を断ちたいと思うギリギリのところまで我慢を重ねてしまったためである。

1つ目に関しては、ポリシーを貫くことは本人の自由であるものの、自分の財布や家族・パートナーと相談してから決めるべきだった
2つ目に関しては、おかしいと思った時点で1週間程度有給休暇を取り、専門家に相談すべきだった
専門家としては医師・臨床心理士が考えられるが、この分野においては社会保険労務士・精神保健福祉士の方がくわしいだろう。
精神保健福祉士に関しては、自治体で無料で相談できるところもあるようだ。


また最近では、就労不能保険を販売している保険会社も増えてきている。うつ病は今や10人に1人、15人に1人かかる病気と言われ他人事では済まされない身近な病である。また私同様、治療に年単位要することもめずらしくない。このようなリスクに備え保険に加入することも検討してみてはいかがだろうか?

style.nikkei.com

 

良かった点

良かった点はいくつかあるが、一つだけ上げろと言われたら家族・パートナーの理解を得られたことを選ぶ。

 

おそらくこれは、女性に限った話ではないだろう。
うつ病をはじめとした精神障害の治療において、それだけ身近な人の理解というのは大切なのだ。

発病から社会復帰を果たすまでの3年半、生活を共にする彼女、そして母、この二人の理解という土壌あったからこそ、私は余計なストレスを抱えることなく治療に励むことができた。

Twitterの病みアカ界隈では、身近な人の理解を得られず、苦悩している人を多く見かける。
どうしても身近な人に理解を得られない場合、私がやったように簡単な本を一冊手渡し読んでもらう、間に専門家(医師・臨床心理士・精神保健福祉士)に入ってもらう、口頭でダメなら手紙で伝えてみる、などの工夫が必要かもしれない。


編集後記

いち当事者として、うつ病を乗り越えた経験を闘病記という形で綴りました。
「(医師などの専門家でなく)いち当事者目線」「主観を織り交ぜつつもリアルで簡潔に」を強く意識しました。

あらかじめ構成を考え書き始めたのですが、4年前のことゆえ、思い出すのに時間がかかったり、これも書きたい・書かなきゃが後から出てきたり、新たに構成を練り直さなければならないことが多く大分苦労しました。

この闘病記がうつ病当事者・それをサポートする人、一人でも多くの方の参考になれば喜びこの上ありません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

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新版 うつ病をなおす (講談社現代新書)

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